男子シングルスで前回初優勝した18歳の松島輝空(そら、木下グループ)が会場で記者会見し、シングルスで史上2人目の高校生連覇への決意を語った。スーパーシード選手として22日の4回戦から登場する。

「今年は実力がついてきて、(連覇)できる力があると思っている。しっかりと2連覇を目指したい。いい準備ができているので、あとは自分の力を出すだけ」と言葉に力を込めた。

 高校2年生だった昨年大会では、準決勝で五輪2大会代表のエース・張本智和(トヨタ自動車)と激突。第1ゲームから持ち前のサーブからの展開、両ハンドのラリーで攻め抜き、4―1で勝ちきった。張本に「これだけ圧倒されて負けたのは久しぶり」と言わせるほどの圧巻なプレーの連続だった。決勝でもパリ五輪代表の篠塚大登(愛知工大)を4―1で連破し、大会年少3位の17歳で初の日本一をつかんだ。

 昨年は全日本のタイトルを胸に、国際舞台で飛躍した。同10月のアジア選手権団体戦でシングルスの世界ランク1位・王楚欽(中国)を破る金星を挙げ、同11月のWTTチャンピオンズ・フランクフルトで初のビッグタイトルをつかんだ。世界ランクは5位の張本智和(トヨタ自動車)に次ぐ8位まで浮上し、目標だった「1ケタ」を達成。左利きの成長株は、これまでエースを張ってきた右利きの張本との「二枚看板」とも評される存在になってきた。

 高校3年生になり、高校生最後の全日本に臨む。

初戦の相手は鈴木颯(愛知工大)に決まった。高校生で男子シングルス連覇を果たせば、07年、08年の水谷隼以来、2人目の快挙。世界ランクの目標は「5位以内」と掲げ、勢いに乗る18歳は「昨年は成長できた1年。全日本も2連覇したいし、オリンピックを取れるような、そこにつなげられるようにしていきたい」と、さらなる飛躍への足がかりにする。

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