巨人・田中将大投手(37)が22日、前楽天・則本昂大投手(35)との再共闘を喜び、「負けないように」と結果で意地を見せることを誓った。G球場で自主トレを公開。

13年日本一コンビである2歳下の右腕の加入に「まさかという感じ」と初言及した。し烈な先発競争を勝ち抜き、日米通算201勝、その先を目指すプロ20年目。ブルペンでは抜群の仕上がりを見せて並々ならぬ決意をにじませた。

 1年前とは見違える表情だった。自主トレが公開された約1時間、田中将の顔つきは終始、明るかった。昨年1月24日、移籍後初めてG球場を訪れた時は不安や硬さを感じた。「去年よりは落ち着いて練習できている」と溶け込んだことも一因だが、それが全てではないように見えた。

 前年0勝に終わったフォームを解体し、体を縦回転に使う新フォームを一年かけて染み込ませたのが25年。暗闇でもがいていたレジェンドは進むべき“道”を見つけた。今オフ一番のテーマは「継続」。土台となるフォームに迷いがないからこそ、1月時点で捕手を座らせた本格的なブルペン投球に突入できている。

 さらなる進化も求め、昨年10月上旬から試していたワインドアップをこの日も披露した。

体幹、腹部に力をためる方法を試行錯誤しているようにも映り、「しっかり力強く投げられたと思う」とカーブ、スライダー、ツーシーム、カット、スプリットのキレにもうなずいていた。シーズン終盤に投手陣の中で存在感を示し、日米通算200勝の重圧からも解放された今季。心身共に歯車が一気にかみ合うような予感をさせる仕上がりだった。(巨人投手担当・堀内 啓太)

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