日本ラグビー協会は23日、都内で会見を開き、2035年のラグビーW杯招致へキックオフ宣言を行った。同協会の土田雅人会長は2019年以来16年ぶりのW杯日本開催に向け「2019年の成功を受けてもう1度日本へ。

皆さんとともに素晴らしい大会を作りあげていきたい」と語った。

 今月14日に協会はワールドラグビーに対して、男子ラグビーW杯2035大会を日本で開催したいとする意向を伝え、立候補国協会としての申請を行ったことを発表。経緯については、2019年大会終了後に協会として中期計画を立てた際に浮上したといい、土田会長は「もう1度日本に招致して世界一にというメッセージが一番最初に出てきた。これは手を挙げるべきだと感じたので今回応募した」と明かした。

 現時点での手応えについて、岩渕健輔専務理事は「まだどの国が手を挙げているのか正式な情報はないが、厳しい戦いになる強い危機感と責任感を持って挑む。今回は35年だけ(を目指す)でスタートしている」と語った。また今後の招致活動については「大会のモデル、事業規模を作り出す。開催都市、キャンプ地、政府、財界のみなさまなど日本中の多くの方々にご協力がないと開催できない。19年より大きな大会を目指すために、数字をもって見せる。そういう時間になる」と話した。

 会見には特別ゲストとして大学ラグビー選手権決勝に出場し、リーグワンの東京SGに入団する早大・野中健吾と東京ベイに入団する明大・利川桐生(ともに4年)が登壇。35年には32歳を迎える2人。

野中は「率直にとてもうれしく思います。自分自身も一番脂がのっている時期だと思うので出場を目標に成長していきたい」と意気込み、利川は「2019年のW杯を見てあの舞台を志した1人。次は選手として」と力強く語った。

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