◆第2回小倉牝馬S・G3(1月24日、小倉競馬場・芝2000メートル、良)

 “冬コク”の開幕週を彩る古馬の牝馬限定重賞が行われ、丹内祐次騎手騎乗の8番人気のボンドガール(牝5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ダイワメジャー)は2着に終わった。直線、外から上がり3ハロン最速の末脚で猛然と追い込んだが、勝ち馬に頭差届かなかった。

 同馬は20日に死んだG1・5勝ダイワメジャーを父に持つ良血馬で、24年の秋華賞・G1を含め、これまで重賞2着は7度目。初の小倉遠征となった今回、昨年の当レースを勝った丹内騎手の見事な手綱さばきで見せ場をつくったが、またしてもタイトル奪取はならなかった。

 勝ったのはクリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気のジョスラン。ルメール騎手は11年から16年連続の重賞勝利。また、小倉での重賞初Vで史上8人目のJRA全10場重賞制覇も成し遂げた。勝ち時計は、25年にシンティレーション、フェアエールング(同着)がマークした1分58秒4を更新するレースレコードの1分58秒1。3着には2番人気のココナッツブラウン(北村友一騎手)が入った。

 丹内祐次騎手(ボンドガール=2着)「スタートしてからそれほど進んでいく感じではなかったので、折り合いに気をつけてあの位置からになりました。うまくさばけたし、やっぱり力はありますね。悔しいですね」

 北村友一騎手(ココナッツブラウン=3着)「いい感じと思いましたが、追い出してからいつものような脚を使えませんでした。最後の伸びを考えると、もう1列後ろの方で競馬させた方が良かったのかもしれません。こういう競馬をしたことで選択肢が広がれば」

 松山弘平騎手(テレサ=4着)「スタート良く、逃げ馬の後ろでイメージ通りのレースをしてくれました。

最後もしっかり伸びてくれていますが、相手が強かったですね」

 杉原誠人騎手(フレミングフープ=5着)「スタート良く、いい位置につけることができました。直線で進路が開いた時は一瞬、勝ったかと思ったほどでした。最後はちょっと伸びなかったですが、重賞でこのメンバー相手に差のない競馬ができました。これから良くなる馬だと思います」

 鮫島克駿騎手(パレハ=7着)「状態も良さそうでした。もともと駐立がいい馬ではなく、スタートが決まらなかったので距離ロスを抑える競馬を組み立てました。4コーナーから進路取りはスムーズでしたが、結果的にもう1列、2列前のポジションが欲しかったですね」

 酒井学騎手(クリノメイ=9着)「もう少しペースが流れるかと思ったんですけどね。跳びの大きなこの馬なりに、リズムを崩さずレースができました。追ってからがじりじりという感じ。今日は落ち着いていましたが、ちょっとうるさい時の方が走れるのかもしれません」

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