◆テニス ▽全豪オープンテニス第7日(24日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)

 【メルボルン(オーストラリア)24日=吉松忠弘】3度目の優勝に挑む世界ランキング17位の大坂なおみ(フリー)が、地元選手として女子シングルスにただ1人残った大会推薦出場で同168位のマディソン・イングリス(オーストラリア)との3回戦を棄権した。大会が、左脇腹のけがが理由で棄権すると正式に発表した。

 大坂は、大会を通じて、次のようにコメントを出した。「前の試合(2回戦)後、体に注意が必要な事態が生じたため、苦渋の決断で棄権することに決めた。

このまま続けられると胸を躍らせており、この大会は私にとって最も重要な意味を持っていた。ここで棄権しなくてはならないのは胸が張り裂ける思い。ただ、コートに戻れるよう、これ以上悪化させるリスクは冒せない。皆様の温かい応援に心から感謝している」。

 今大会も話題に事欠かなかった。1回戦では、仰天衣装でファンや関係者の度肝を抜いた。つばと長いベールのようなものが付いた白い帽子をかぶり、白い変わった形の傘をさし、ウェアの下には白いレースをあしらったヒラヒラしたパンツのような衣装をまとった。

 まるで新婦のような装いで現れ、帽子をとり、パンツ状の衣装を脱ぐと、今度は袖部分に白いフリルが付いた上着を羽織ってアップを開始。試合中に着用した、緑ベースのワンピースにもレースのようなものが縫い付けられており、「くらげ」がモチーフだという。レースは動くたびにヒラヒラと揺れた。

 2回戦では、「カモン」の声を巡って、試合終了後のネット際で、相手と口論になった。試合中の「カモン」に相手が主審に抗議。敗退にいらいらが募ったのか、最後の握手が投げやりで、大坂が「何それ?」と問いかけたことが発端となった。相手は「あなたはスポーツマンシップが分かっていない」と言い放ち、大坂はぼう然。後味の悪い光景となった。SNSでは、賛否両論が飛び交った。

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