全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部主催の表彰イベントが、24日(日本時間25日)、ニューヨーク市内で行われ、満票でナ・リーグMVPを受賞したドジャース大谷翔平投手らが参加した。華やかな濃紺のスーツ姿で登場した大谷は流暢な英語で約3分間のスピーチを行い、大きな拍手と歓声で祝福された。

 英語スピーチの日本語訳は以下の通り。

 「トム(プレゼンター)、暖かなご紹介を賜り感謝申し上げます。BBWAA、このような素晴らしいイベントを催して頂き、いつも歓迎して頂き、ありがとうございます。101回目の晩餐会、おめでとうございます。私に投票して頂いた記者の皆様、ありがとうございます。このMVPは、私にとって非常に意味があり、連続して賞をいただいたことは、更に意味深いものがあります。深い感謝の思いを、このナ・リーグMVPのためにご尽力いただいた記者の皆様に捧げます。そして、(その他の)受賞者の皆様、おめでとうございます。特に1986年メッツのチームの皆様の業績に対して、祝福申し上げます。私も今や、ワールドチャンピオンになるという気持ちが実感できます。それは、グレートなものです。40周年おめでとうございます。

 ドジャース球団、私のことを信じてくれて、私のビジョンを受け入れてくださり、ありがとうございます。マーク・ウォルター・オーナー、今夜ここにいらっしゃるマーク・ウォルター・オーナーと、そのほかのオーナーグループの皆様、フロントオフィスの皆様、特に、アンドリュー・フリードマン様(編成本部長)、ロン・ローゼン様(副社長)も今夜いらっしゃっています。

 そして、チームメイト、コーチングスタッフ、シーズンを通じて、私を助け、勇気づけていただき、私は日々サポートを感じることができました。そして、ドジャースの舞台裏を支えるスタッフの皆様、特に今夜ここに来てくださっているアル・ガルシア様(警備担当球団職員)に大きな声で感謝を捧げたいです。

 続いて私のサポートグループにも感謝します。ネズ・バレロ代理人、あなたと今夜ここにいる奥様にも感謝します。(代理人事務所)CAAの皆様、特にマット・ヒダカさんのサポート、(スタッフの)ジュリア・ホワイト、アニャ、カリ、そして、この場にいるすべての皆様に感謝しています。最後に、日本にいる両親、そして最も大切なのは、私の愛する妻、真美子、そして娘と、デコイ、私の人生を満たしてくれて、いつも私のそばにいてくれることに感謝しています。ありがとう」

 マンハッタンのホテルで晩餐会形式で行われる同イベントは、今年で101回目。MLBの主要表彰選手や関係者が一堂に会し、MVPを始め、各賞の受賞者を表彰。昨年、大谷は、ロサンゼルス周辺の山火事の被害者への配慮から同イベントを欠席し、ビデオで英語のメッセージを届けたが、今回は新人賞を受賞した翌年の2019年、2024年以来、2年ぶり3度目の出席となった。2019年には、英語スピーチの後、「今後はカンペの必要がないようにしたい」と語った大谷は、2024年に有言実行。

この日は約2分半の英語スピーチを完璧にこなした。壇上では、ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したパイレーツのポールスキーンズと並び、談笑を楽しむ姿も。通訳なしでも全く問題はない様子だった。

 スピーチが終わると、そのまま席には付かず、5分後には会場を後にした。

編集部おすすめ