パドレス・ダルビッシュ有投手(39)が24日(日本時間25日)、自身の「X」(旧ツイッター)に「パドレスとは昨年から契約破棄する方向で話をしていますが引退はまだ決めていません。自分の意向はオフシーズンに入ってから一貫して同じですが現時点ではまだパドレス、選手会、代理人と話が詰められていない状態です。

自分としてはしっかりリハビリをやり抜き、心身ともに試合で投げられるなと思えばまた一から勝負したいなと考えています」と投稿し、3年が残ったパドレスとの契約を破棄しながらも、現役続行の道を諦めない考えを示した。

 ダルビッシュは23年からパドレスと6年総額1億800万ドル(約140億円=契約当時のレート)で契約を延長。42歳となる28年シーズンまでというベテランでは異例の長期契約を結んだ。22年には自己最多に並ぶ16勝を挙げたが、その後は8、7、5勝。昨年11月には右肘手術を受けたことが発表され、今季は全休する見込みとなっていた。球団からの正式発表はないが、契約を破棄してリハビリを続け、現役続行を目指すという異例の道を歩むこととなりそうだ。

 1986年8月16日生まれ。今年誕生日を迎えると40歳の節目に到達する。来季復活となれば、27年シーズン中には41歳にもなる。だが、メジャーでは過去に、さらに高齢で復活した例もある。ジェイミー・モイヤー投手だ。

 左腕のモイヤーは23歳だった1986年にカブスでメジャーデビュー。

34歳だった97年からはマリナーズで7年連続2ケタ勝利を挙げた。40歳を迎えても衰え知らずで、44歳だった2008年から46歳だった09年までフィリーズで3年連続2ケタ勝利を挙げ、47歳だった10年も9勝を挙げた。

 だが、48歳だった11年は左ひじのじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けて全休。12年はロッキーズとマイナー契約を結んでオープン戦、2勝1敗、防御率2・50の好成績で先発ローテ入りすると、49歳で2勝を挙げた。MAX78マイル(約126キロ)ながら白星をつかんだ。この年の49歳での2勝はメジャー最年長勝利となっている。

 ダルビッシュは右肘手術を受けて15年に全休。16年に7勝、17年に10勝と復活した。異例の道を歩むことになりそうだが、40代に突入するダルビッシュの復活ロードにも注目だ。

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