◆テニス ▽全豪オープンテニス第9日(26日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)

 【メルボルン(オーストラリア)26日=吉松忠弘】大会第10日の27日は、気温が最高43度になる危険な暑さが予想され、主催者は、予定されていた車いすテニスの1回戦を延期すると発表した。また、開閉式屋根がない屋外コートは、当初、現地時間午前11時開始の予定だったが、2時間繰り上げて、午前9時開始となった。

 大会第7日の24日も、気温が40度近くに迫り、大会のヒートルールが午後2時35分に適用され、進行中の試合はすべて中断された。センターコートでプレーしていた3連覇を狙う世界ランキング2位のヤニク・シナー(イタリア)は手足がけいれん。しかし、ヒートルールのおかげで、開閉式の屋根が閉められ、試合が続行。事なきを得た。屋外コートは約5時間ほど、プレーができなかった。

 大会は、猛暑対策として、2019年に独自の「ヒートルール」を適用。試合の中断や屋根付きコートは屋根の開閉などで対策している。プレスルームには、現在の気温や湿度などが、ヒートルールのどの指標になるかが、CGで掲示されている。ヒートルールの概要は次の通り。

 ◆ヒートルール メルボルン・パーク(会場がある場所)の複数地点で、気温、放射熱、湿度、風速の4気候要素を測定。広範な研究と試験を経て設定した熱ストレス指数(HSS)を1~5段階で算出する。最大の5になると、すべてのコートで行われている男女シングルス、ダブルス全ての試合が中断される。

車いすテニスはHSSが4・6、ジュニアは4・9が中断の目安だ。

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