静岡高の吉田遥孔(はるく)投手(3年)が法大のスポーツ推薦入試に合格したと26日、同校野球部が発表した。今春から環境学部に通う最速146キロ左腕は「甲子園と同じくらい神宮はあこがれの場所。

東京六大学にもあこがれていたし、早く観客が大勢いる球場で投げてみたい」と、意欲を示した。

 高校の悔しさを大学で晴らす。春夏甲子園通算43回出場する名門の背番号1を背負った昨夏は、決勝で聖隷クリストファーに敗れ、あと一歩で全国出場を逃した。「決勝はバテていた。明らかに、体力不足。大学では、9回を投げきれる投手になりたい」と、大学での飛躍を誓った。

 高2の5月に軸足の左足を疲労骨折して手術。全治3か月だったが、夏の大会には突貫工事で間に合わせた。ただ、走り込み不足などの影響で、新チーム当初は、思うような投球が出来なかった。「昨年のオフは、まだ走っていても恐怖心があった。ようやく、最近、怖さがなくなってきた」。現在は、後輩たちに交じってトレーニング。

高校近くの階段ダッシュを繰り返すなど来月1日の入寮に備えている。

 すでに、ブルペンに入ってキャッチボールを開始。新球・フォークの習得にも取り組んでいる。「1年春からリーグ戦で投げたい気持ちもあるけど、体作りも大事。将来的には、真っすぐで三振を取れる投手になりたい」。甲子園を踏めなかった左腕が、神宮のマウンドを目指す。

 ◆吉田 遥孔(よしだ・はるく)2007年4月26日、富士宮市生まれ。18歳。小1の時に、黒田ブラックボーイズで野球を始めた。富士宮一中時代は、フジヤマベースボールクラブでプレー。179センチ、85キロ。家族は両親と兄。

左投左打。  

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