オリックス・曽谷龍平投手(25)が「恩返し」の快投を誓った。26日、自身初のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表入りが発表されたプロ4年目左腕。

「本当に今まで野球をやってきてよかった。まさかこんな舞台に立つとは自分でも思っていなかった」と喜びをかみ締め、大会への並々ならぬ思いを口にした。

 「ここまでたくさんの人に支えられて野球ができたし、そういった方々に少しでも恩返しというか…。プレーで感謝の気持ちを伝えたい」。日本が世界一に輝いた23年の前回大会時、自身はプロ1年目のシーズンに向けて調整。同年3月7日の強化試合・オリックス戦(京セラD)は、鮮明に記憶している。「(当時は)本当に数年後、僕もこういった舞台でプレーしたいと思った。逆に、僕もこれから野球をする子に目指してもらえる選手になれれば」。3年の時を経て、次は自身が夢を与えることを約束した。

 菊池(エンゼルス)、松井(パドレス)のメジャー組が名を連ねる“左枠”に、チームメートの宮城とともに堂々の仲間入り。曲がり幅の大きな宝刀「ジェットコースタースライダー」を武器に、第2先発としての役割も期待される。「与えられたポジションで投げるだけだと思うし、不安も正直ない。

ストライクゾーンの中で暴れる球が持ち味。自信を持って投げていきたい」。全員が待ちわびる連続世界一の瞬間。その輪の中には、きっと曽谷がいる。

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