楽天の新人12選手が26日、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城・南三陸町を訪問した。震災伝承館の南三陸311メモリアルを見学し、旧防災対策庁舎前で献花。

ドラフト2位・伊藤樹投手(22)=早大=は13年以来となるリーグ優勝と日本一へ決意を新たにした。

 伝承館では震災時を振り返る映像や資料をじっくり確認。被害の大きさや災害に対する備えなどを学んだ。旧防災対策庁舎にも足を運び、献花。「僕自身は当時は秋田にいて津波が来る環境にはなかった。こういった光景や被害を映像でしか見てはなかったので、こうしてまだまだ復興が続いてる環境があるのが、宮城県の現状なんだと感じました」と思いを口にした。

 秋田出身の右腕は自身も被災を経験した。震災時は小学1年生。「避難はしてないですけど電気とかは切れたりしていた家の中のものが倒れたりとかはありました」と当時を振り返る。

 被災地のチームに所属するプロ野球選手の役割とは何か。ドラ2右腕は「僕らがやれることは野球をして優勝すること、南三陸に来て試合をした時に素晴らしいプレーを見ていただいて勝つ姿を見せることが一番。まずはリーグ優勝で皆さんと喜びを分かち合えることが自分たちの役目になる。

それに貢献できるように頑張りたい」と力を込めた。自問自答して出した答えに向かって、歩みを進めていく。

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