◆第40回根岸S・G3(2月1日、東京競馬場・ダート1400メートル=1着馬にフェブラリーSの優先出走権)

 東のトップステーブルから、新たな砂の大物候補が登場だ。前走の霜月Sでオープン2連勝を飾ったウェイワードアクト(牡6歳、美浦・田中博康厩舎、父マクリーンズミュージック)は、明け6歳を迎えて初めて重賞に挑む。

田中博調教師は「(昨年の)春を使って秋に1戦して、根岸Sは予定通り。去年は年始に負けて(すばるS2着)プランが狂ったが、去年の時点から次の年の根岸Sは使いたいと計画していた」と、今年の飛躍を見据えて力が入っている。

 500キロを超す雄大な馬体を誇り、同厩舎で活躍したダート馬と言えば、同じ馬主ゴドルフィンのレモンポップが記憶に新しい。23、24年のチャンピオンズCを連覇するなどダートG1級を6勝(うちJRA・G1・3勝)と一時代を築く強さで、指揮官にとっても思い入れの深い一頭だった。「距離はもたなそうで、スピード型という点は同じ。ただ、あそこまで求めるのはかわいそう。この馬も休み休み使って本格化してきた」と2頭を冷静に比較しながら、素質の高さは認めている。

 軽い骨折明けだった前走は、好位4番手から余裕たっぷりに抜け出して完勝。久々をものともせず、1馬身半差の着差以上に強い内容だった。指揮官は「徐々にダートのオープン馬にふさわしい体になってきた」と、本格化の手応えをつかむ。

 厩舎の先輩のレモンポップは、23年に根岸SからフェブラリーSを連勝してG1馬の仲間入りを果たしていた。その先の本番について田中博師は「選択肢の一つです。

選択肢に入れられるような結果に終わればいいです」と説明。試金石の一戦でも大きな意味合いを持つ。

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