◆テニス ▽全豪オープンテニス第10日(27日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)

 【メルボルン(オーストラリア)27日=吉松忠弘】オーストラリアの気象庁は、メルボルンの27日の予報を、前日に気温最高43度としていたが、この日、45度に上方修正した。午後1時半、気温は38・4度ながら、熱ストレス指数(HSS)が最も危険な5・0に達し、開閉式屋根付きのコート以外の屋外コートは、全試合中断となった。

試合中だった開閉式屋根付きのセンターコートとマーガレット・コート・アリーナは、屋根を閉めて試合を続行した。

 気温やHSSの急上昇が止まらない。午前10時過ぎには、まだ気温26度。プレスルームに表示されているヒートルール適用の目安になるHSSは1・3だった。しかし、わずか2時間後の正午には気温35度に到達。午後1時過ぎには、気温が38・4度まで上昇し、HSSはついに赤いサイン(危険)の4・6まで急上昇だ。4・6は、通常なら車いすテニスの試合はすべて中断になる。しかし、大会は、前日に、この日の予報から、すでに車いすテニスの試合を延期していた。

 同気象庁は、午後2時ごろに気温40度を超え、午後5時あたりに最高45度に到達すると予測している。

 ◆ヒートルールと熱ストレス指数 メルボルン・パーク(会場がある場所)の複数地点で、気温、放射熱、湿度、風速の4気候要素を測定。広範な研究と試験を経て設定した熱ストレス指数(HSS)を1~5段階で算出する。最大の5になると、すべてのコートで行われている男女シングルス、ダブルス全ての試合が中断される。

車いすテニスはHSSが4・6、ジュニアは4・9が中断の目安だ。

編集部おすすめ