J1町田は27日、東京・町田市内で公開練習を行い、ミニゲームなどで汗を流した。沖縄でのキャンプを終え、DF中山雄太は「個人的には少し早いスタートダッシュだったが、けがなく終えられ、それに伴って体もしっかり作れていったことが一番の収穫」と振り返った。

 FWオセフン、ミッチェル・デュークら、移籍した選手は複数いるが、主力はほぼ残り、メンバーの大幅な変更もなし。メンバーが大きく入れ替わった過去数シーズンと比べて、より連係面での積み上げが期待できるが、「アドバンテージだとは思うが、それが強みになるかは別」。継続も重視した上で、新たな変化を加える必要性も説いた。

 昨季は天皇杯で優勝し、クラブの悲願である初タイトルを獲得。リーグ戦でも破竹の8連勝を記録するなど、調子が良い時の爆発的な強さを証明した。しかし、満足するつもりはない。キャンプではチームの雰囲気が現状維持になりかけたことがあったといい「喜びが一瞬の快楽で終わるのか、その喜びを次のパワーに変えていくかが大事。悪いときはみんな頑張るが、いい時ほど現状維持したがる。少し哲学っぽくなるが、それが選手やチーム全体に浸透し続ければいい。キャンプでは出来なかったわけではないが、もっと必要だよねと確認が出来たのが成果」と話した。

 目指すのは天皇杯で優勝した昨季のチームの強さを上乗せした上で、リーグ戦で結果を残すチーム。昨季からチームとしてボールをつなぐ形も取り入れてきた中、今季も引き続き力を入れており、新たな引き出しも増やそうとしている。

一発勝負の強さは示したが、昨季のリーグ戦では不安定だったこともあり「シーズンをどうやって戦うのかという、本当の強さを見せないといけない」と言葉に力を込めた。アジア・チャンピオンズリーグエリートの戦いも控える中、クラブとしてさらなる成長を見せる。

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