日本学生野球協会は27日、都内で審査室会議を行い、高校の処分9件を決定した。鯖江(福井)の監督(45)に、横領と報告義務違反をしたとして除名の処分を決めた。

 同校野球部では各部員の保護者から父母の会に道具代として毎月一定額を徴収。バット等を購入する希望があると、監督が父母の会の会計担当者に希望を伝えて道具代から現金を受け取り、購入した納入書等を会計担当者に渡す形で運営されていた。監督は、部長など他顧問のチェックが入っていないことに乗じて、令和3年7月から令和7年3月までにかけて計28回、合計約551万5000円を横領し、投資の失敗への補填(ほてん)、借金返済などに充てていた。

 手口としては、ある業者からバット等を購入したように納品書等を偽造して父母の会から現金を受け取り、実際には別の業者から購入して差額分を横領していたという。横領した全額が返済されており、すでに退職している。

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