第98回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の出場校を決める選考委員会が30日に大阪市内で行われ、出場校32校が決まる。昨年センバツ優勝の横浜(神奈川)、昨夏の甲子園を制した沖縄尚学(沖縄)など強豪がボーダーライン上におり、選考の行方が注目される。

 昨年は21世紀枠で横浜清陵(神奈川)と壱岐(長崎)が出場。士別翔雲(北海道)に吉報が届けば、日本最北端からの出場となる。他の候補には伝統校、進学校がズラリ。四日市(三重)は夏の甲子園で優勝経験がある名門進学校だ。実績では九州大会で8強入りした長崎西(長崎)。郡山(奈良)の選出となれば、第1回大会からの近畿公立校の連続出場が続くことになる。

 東北3校目を東北(宮城)と聖光学院(福島)が争う。優勝した花巻東(岩手)に準決勝で1-4で敗れた東北が優位か。関東・東京の6枠目は例年、激戦となる。秋の東京大会を制した帝京の16年ぶり出場は確実。一方で昨年のセンバツを制した横浜(神奈川)は関東大会8強にとどまり、当落線上にいる。

 東海3校目は東海大会4強の大垣日大(岐阜)か聖隷クリストファー(静岡)となりそうだが、準決勝で大敗した聖隷クリストファーはやや分が悪い。

近畿6枠は、準々決勝で敗れた4校による残り2枠を巡る争いが大混戦。また、ベスト8を私立が独占したことで、第1回大会から昨年の第97回大会まで続いた近畿公立勢の連続出場が途絶える可能性がある。

 九州国際大付(福岡)の神宮大会優勝で計5枠となった九州では、昨夏の甲子園を制した沖縄尚学(沖縄)がボーダーライン上にいる。ドラフト上位候補では、メジャーも注目する剛腕・織田翔希(2年)がいる横浜、末吉良丞(2年)擁する沖縄尚学がともに当落線上で、スター候補の聖地凱旋がなるかも注目だ。

◆21世紀枠<2>

士別翔雲(北海道)

名取北(宮城)

上尾(埼玉)

四日市(三重)

若狭(福井)

郡山(奈良)

山口鴻城(山口)

高知農(高知)

長崎西(長崎)

◆北海道<1>

◎北照

△白樺学園

◆東北<3>

◎花巻東(岩手)

○八戸学院光星(青森)

△東北(宮城)

△聖光学院(福島)

◆関東<4>+東京<1>+<1>

・関東

◎山梨学院(山梨)

◎花咲徳栄(埼玉)

◎専大松戸(千葉)

◎佐野日大(栃木)

△浦和学院(埼玉)

△甲府工(山梨)

△横浜(神奈川)

△駿台甲府(山梨)

・東京

◎帝京

△関東第一

◆北信越<2>

◎帝京長岡(新潟)

○日本文理(新潟)

△星稜(石川)

△敦賀気比(福井)

◆東海<3>

◎中京大中京(愛知)

○三重(三重)

△大垣日大(岐阜)

△聖隷クリストファー(静岡)

◆近畿<6>

◎神戸国際大付(兵庫)

◎智弁学園(奈良)

大阪桐蔭(大阪)

◎滋賀学園(滋賀)

△橿原学院(奈良)

△東洋大姫路(兵庫)

△天理(奈良)

△近江(滋賀)

◆中国<2>

◎崇徳(広島)

○高川学園(山口)

△倉敷商(岡山)

△下関国際(山口)

◆四国<2>

◎英明(香川)

○阿南光(徳島)

△明徳義塾(高知)

△藤井(香川)

◆九州<4>+神宮大会<1>

◎九州国際大付(福岡)

◎長崎日大(長崎)

◎神村学園(鹿児島)

◎熊本工(熊本)

△長崎西(長崎)

△小林西(宮崎)

△沖縄尚学(沖縄)

△日本ウェルネス(沖縄)

◎=当確 ○有力 △=微妙

編集部おすすめ