オリックス・佐藤一磨投手(24)が結婚していたことが29日、分かった。お相手は横浜隼人で同級生だった、同じ神奈川出身の一般女性。

約6年の交際期間を経て、大安にあたる1月7日に婚姻届を提出した。

 佐藤一が照れ笑いした。「もう、何をするにもかわいらしい人ですね…」。プロで手にした2勝は巨人・菅野、ソフトバンク・有原(ともに当時)との投げ合いに勝ったもの。野球に向き合う姿勢と同じように、真っすぐな愛を実らせた。

 1月10日に結婚を発表した宮城が1位指名された、19年ドラフトの育成1位で入団。コロナ禍での寮生活は、毎晩の電話が支えだった。支配下登録をつかんだ24年、7月21日の楽天戦(ほっと神戸)は1回6失点でプロ初黒星。「打たれたわ…」と帰りの車内でつぶやいた。「かっこよかったよ!」と明るい声でねぎらってくれたのが彼女。「この人と一緒になりたい」と心に決めた瞬間だった。

 プロポーズは25年の初夏。

ネックレスを準備し、きれいな夜景が見渡せる神戸の摩耶山に向かった。霧に見舞われたのは計算外だったが、自宅に戻り「結婚しよう」と伝えた。オフには三重へ出かけ、彼女が好きな青色のバラを贈った。

 父・大磨さんは神奈川・藤沢市で人気のすし店「二代目 笑楽」を営んでいる。師匠の「料理の鉄人」道場六三郎さん(95)にも報告するつもりだ。3月から大阪府内で同居予定で「自分の中で、いただいた一年だと思っている」と位置づけたプロ7年目。生涯の伴侶を得た大型左腕が、一気に殻を突き破る。

 ◆佐藤 一磨(さとう・かずま)2001年4月16日、神奈川・藤沢市生まれ。24歳。藤沢少年野球クラブで野球を始め、中学は大和リトルシニアでプレー。横浜隼人では2年秋からエース。甲子園出場なし。

19年の育成ドラフト1位でオリックス入団。24年6月8日に支配下登録され、翌9日の巨人戦(東京D)でプロ初先発初勝利。通算成績は8試合で2勝2敗1ホールド、防御率6・12。190センチ、97キロ。左投左打。年俸800万円。

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