第98回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の出場校を決める選考委員会が30日、大阪市内で行われ、全32校が決まった。昨年秋の近畿大会で優勝した神戸国際大付は5年ぶり6度目の出場。

明治神宮大会3試合で5本塁打を記録した強力打線を、石原悠資郎(ゆうじろう)左翼手(2年)が引っ張る。

 神宮の右中間に豪快な一発を運んだ大砲の名前の由来は、昭和の大スターだ。母方の祖父・宮崎一一(かずいち)さん(享年77)が石原裕次郎さんの大ファン。「石原と言えば、ゆうじろうやろ」と名付けられた。高校通算15発の実力は決して“名前負け”せず、178センチで100キロを超える体格もインパクト十分。神宮大会で名前が売れたが、注目を浴びることへの重圧を「全くないです。うれしいです」と笑顔で語った。迫力と愛嬌(あいきょう)をそろえた“ゆうちゃん”は「長打でチームに勢いを」と宣誓。「めちゃくちゃ気に入っています」という名前を、さらに広める。

 同校の甲子園出場は8強入りした21年夏以来。前回は新型コロナの影響で観客や応援団に入場制限があり、青木尚龍監督は「大声援の甲子園が楽しみ」と吉報を喜んだ。右の主砲・石原悠だけでなく、左の主砲・川中鉄平右翼手(2年)ら「1番から下位まで本塁打が打てる」という伝統の強打。

優勝候補の一角に名を連ねる。

◆石原 悠資郎(いしはら・ゆうじろう)2008年5月10日、岡山市生まれ。17歳。御休小1年から相生・港クラブで野球を始め、上道中では東岡山ボーイズでプレー。高校では1年秋からベンチ入り。178センチ、106キロ。右投右打。カラオケの得意曲は石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」

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