第40回根岸S・G3(2月1日、東京競馬場・ダート1400メートル=1着馬にフェブラリーSの優先出走権)に出走するエンペラーワケア(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ロードカナロア)は24年の覇者・前走のサマーチャンピオン・Jpn3・2着後に休養し、今回は5か月ぶりの実戦となる。同馬を4つのポイントからチェックする。

【戦歴】ダートは13戦7勝。休養前の4戦はフェブラリーS・G1(5着)→黒船賞・Jpn3(3着)→さきたま杯・Jpn1(3着)→サマーチャンピオン(2着)と、短距離の地方交流重賞を中心に出走。

 勝ち星はないが、前走のサマーチャンピオン(佐賀)は0秒1差の2着。「いい競馬をしてくれたが、勝てなかったのが残念でしたね」と杉山晴調教師。ただ、「ポテンシャルは高いし、スピードや能力の絶対値はG1クラスだと思います」ときっぱり。

【コース適性】「東京はベストな舞台ですし、実績も出せていますからね」と杉山晴師。

 24年の当レースは2着馬に2馬身半の差をつけて重賞初勝利、同年の武蔵野Sも快勝と、東京コースとの相性はいい。ここで久々の勝利を手にして、G1の舞台へ駒を進める。

【仕上がり】最終追い切りは、西村淳也騎手を背に、坂路で56秒0―12秒3をマークした。時計こそ平凡だが、パワフルな脚さばきで重賞勝ち馬の貫禄を感じさせた。杉山晴調教師は「帰厩当初は休み明け感があったんですが、それを見越して早めに入厩させて、本数もこなしてきました。ある程度動ける状態です」と順調ぶりを評価。

【データ】根岸Sの過去10年の年齢別成績は、3着以内馬延べ30頭のうち25頭は6歳以下。勝ち馬は全て6歳以下と好走率は若い馬ほど高い。

6歳馬の勝率は4・8%、連対率9・5%。

 休み明け、6歳という年齢に不安は残るが、仕上がりはよく得意の東京で1年3か月ぶりの勝利があっても驚けない。

※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。

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