第98回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の出場校を決める選考委員会が30日、大阪市内で行われ、全32校が決まった。

 一般選考枠と神宮大会枠では、昨年11月の明治神宮大会で優勝した九州国際大付(福岡)や、今秋ドラフト候補の最速154キロ右腕・織田翔希(2年)を擁する昨春センバツ王者・横浜(神奈川)のほか、昨夏の甲子園Vの原動力となった末吉良丞、新垣有絃(ゆいと、ともに2年)の左右エースを擁する沖縄尚学(沖縄)も夏春連覇への切符をつかんだ。

ともに当落線上にいたが、横浜は関東・東京最後の1枠に、沖縄尚学は九州国際大付が神宮大会を制したことによる「神宮大会枠」で滑り込む形となった。

 全国9地区の候補から2校が東西に関係なく選ばれる21世紀枠では高知農(四国地区)と長崎西(九州地区)が選出された。高知農は春夏通じて初出場。長崎西は75年ぶり2度目の出場となる。

 北海道は1枠で、昨秋の地区大会を制した北照が選ばれた。3枠の東北からは東北大会覇者の花巻東(岩手)、準Vの八戸学院光星(青森)に加え、東北大会4強の東北(宮城)が選出された。

 東京からは16年ぶりに秋季大会を制した帝京がセンバツへの切符をつかんだ。関東大会で4強に入った山梨学院、花咲徳栄(埼玉)、専大松戸(千葉)、佐野日大(栃木)が順当に選出され、ラスト1枠には関東大会8強ながら充実の戦力を誇る横浜が滑り込んだ。

 北信越の2枠は、帝京長岡と日本文理(ともに新潟)。帝京長岡は春夏通じて初の甲子園出場。新潟勢2校の出場は、2011年の日本文理と佐渡(21世紀枠)以来2度目となった。3枠の東海からは東海大会覇者の中京大中京(愛知)と準Vの三重に加え、同大会4強の大垣日大(岐阜)が入った。

 近畿では6枠のうち近畿大会覇者の神戸国際大付(兵庫)、準Vの智弁学園(奈良)大阪桐蔭、滋賀学園が順当に選出された。残る2枠は、同大会8強の近江(滋賀)と東洋大姫路(兵庫)となった。

 中国では、中国大会で33年ぶりの優勝を果たした崇徳(広島)、準Vの高川学園(山口)を選出。高川学園は同大会で開催県4位出場からの決勝進出で、08年に優勝した倉敷工(岡山)以来となる県4位校のセンバツ切符獲得となった。四国の2枠は、四国大会覇者の英明(香川)と阿南光(徳島)が順当に選ばれた。

 九州は一般選考4枠と神宮大会枠を合わせた5枠。九州大会覇者で、その後の明治神宮大会も制した九州国際大付(福岡)、準Vの長崎日大(長崎)、4強に入った神村学園(鹿児島)と熊本工に加え、同大会8強で昨年夏の甲子園を制した沖縄尚学が夏春連覇への切符をつかんだ。

 組み合わせ抽選会は3月6日に行われ、13日間の熱戦が繰り広げられる。

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