プロ野球は1日、各地で12球団が一斉にキャンプインする。巨人は31日、1軍首脳陣と外国人選手がキャンプ地の宮崎入りし、先乗り合同自主トレを行っていた1軍選手と合流した。
キリッとした表情で参道を歩いた。就任3年目の阿部監督はスーツ姿で1軍メンバーと宮崎神宮参拝。キャンプイン前日の胸中は希望に満ちていた。「すごくワクワクしています。新たなジャイアンツを作ると掲げているので、それを貫いていきたい」。V奪回へチームの大変身を誓った。
大黒柱の4番・岡本がメジャー移籍。現状、不動のレギュラーは一人もいない。
捕手は岸田、甲斐、大城、山瀬。二塁は両股関節手術明けの吉川が故障班スタートで門脇、浦田、新人の小浜らが競い合う。遊撃は泉口を筆頭に門脇、小浜も可能性がある。一、三塁はリチャード、ダルベック、石塚、坂本、荒巻らがひしめく混戦。外野は日本ハムからFAで松本が加わり、キャベッジ、丸、中山、佐々木らで競争する。打順は両外国人とリチャードが3、4、5番の有力候補だが、ポスト岡本の中軸を確立できるかもポイントだ。
投手陣の整備も大きな課題に挙がる。昨年苦しんだ先発陣では楽天から則本がFA移籍。
1軍スタート42人中14人が新戦力。「とにかく思い切ってやってほしい」と積極的な姿勢を求める。「新しい選手も多いですし、一人一人をしっかり観察したい」。その目に先入観や固定観念は一切ない。今季のスローガンは「前進 ~GIANTS CHALLENGE~」。昨年のリーグ3位からの巻き返しへ待ちに待った球春到来。新生・阿部巨人がアクセル全開で出発する。(片岡 優帆)
【阿部監督 訓示全文】
キャンプでは体力作りはもちろんだけれど、
競争と準備ということを皆、肝に銘じてやってほしい。
レギュラーも若手も横一線、
レギュラーは決まっていない。
みな白紙でスタートする。
皆がやるべきことをやることを徹底してほしい。
結果が全てのプロ野球だけれど、プロセスも大事。
そこは変わらず、練習に取り組む姿勢、
練習への向き合い方、準備、切り替える力、
そういうものも必ず見ておくので。
結果が出ていなくても姿勢を見ていくようにする。
亡くなったミスター(長嶋茂雄終身名誉監督)も
ずっと「ファンあってのプロ野球」と言っていた。
今年は「ファンに喜んでもらうために」ということを
もう一回意識して、過ごしてほしいと思う。
俺はジャイアンツに26年いるけれど、
ジャイアンツがものすごく好きだし、
やっぱりこのチームで勝ちたい。
俺はしっかり決断するから、
選手は思い切ってやってほしいと思う。
全ての責任は自分が全部取る。
思い切ってやる、それだけを心に刻んで
このキャンプを過ごしてください。










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