3月のワールド・ベースボール・クラシックで優勝候補のプエルトリコ代表が、保険問題によって主力選手の辞退が相次いだことを理由に大会の撤退を検討していると1月31日(日本時間2月1日)、MLBインサイダーのヘクター・ゴメス氏が伝えた。

 メジャー40人枠に入っているWBC参加選手は全員、MLBと選手会が合意した保険会社による審査を受ける。

保険会社が選手の過去の負傷歴を理由に「保険適用不可」と判断した場合、その選手がWBCで負ったけがによって欠場した期間については、球団が特別に保証しない限り、契約は保証されない。23年大会では、カーショー(前ドジャース)とカブレラ(元タイガース)がいずれも保険適用不可と判断された。

 プエルトリコは1次ラウンドでキューバ、カナダ、パナマ、コロンビアと同じA組に入り、同ラウンドは母国開催となっている。13、17年には2大会連続で準優勝した強豪国。13年大会では準決勝で侍ジャパンを破っている宿敵で、今オフにメッツから3年6900万ドル(約108億円=当時のレート)でドジャースに移籍した守護神E・ディアス投手や、17、23年WBCは米国代表として出場し、母が同国にルーツを持つDバックスのN・アレナド内野手が参戦するなど、強力な布陣をそろえ、今大会も優勝候補と目されていた。

 だが、主将を務める予定だったフランシスコ・リンドア内野手(メッツ)や、カルロス・コレア内野手(アストロズ)ら主力が保険問題を理由に相次いで出場を断念していた。同氏によれば、ホセ・ベリオス投手(ブルージェイズ)、ビクトル・カラティニ捕手(ツインズ)、ヤクセル・リオス投手(カブス)、ジョバニ・モラン投手(Rソックス)、エミリオ・パガン投手(レッズ)、アレクシス・ディアス投手(ブレーブス)らも保険を確保することができなかったという。

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