ドジャース大谷翔平投手(31)が1月31日(日本時間2月1日)、本拠地・ドジャースタジアムで行われたファン感謝イベント「ドジャーフェスト」に出席。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場予定だが、ロバーツ監督が投手としては登板せずに打者専念することを明かしていたが、保険問題が影響していた可能性を米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が指摘した。

 この日、ロバーツ監督は「彼はWBCでは投げない。ただし、今季に向けて腕はしっかりと仕上げていく」と明言。WBCは打者に専念、投手としてはシーズンに照準を定めているとした。WBCでの登板回避については、同メディアは「昨年6月にようやくマウンドに復帰したばかりの大谷については、『投手としての出場が承認される可能性は低かった』と、保険引受審査の説明を受けた関係者は述べている」と報じた。

 メジャー40人枠に入っているWBC出場選手は全員、MLBと選手会が合意した保険会社による審査を受ける。保険会社が選手の過去の負傷歴を理由に「保険適用不可」と判断した場合、その選手がWBCで負ったけがによって欠場した期間については、球団が特別に保証しない限り、契約は保証されない。23年大会では、カーショー(前ドジャース)とカブレラ(元タイガース)がいずれも保険適用不可と判断された。

 “保険問題”を巡っては、プエルトリコで主将を務める予定だったフランシスコ・リンドア内野手(メッツ)や、カルロス・コレア内野手(アストロズ)ら主力が保険問題を理由に相次いで出場を断念。MLBインサイダーのヘクター・ゴメス氏によれば、ホセ・ベリオス投手(ブルージェイズ)、ビクトル・カラティニ捕手(ツインズ)、ヤクセル・リオス投手(カブス)、ジョバニ・モラン投手(Rソックス)、エミリオ・パガン投手(レッズ)、アレクシス・ディアス投手(ブレーブス)らも保険を確保することができなかったといい、大会の撤退を検討していると報じられるなど、“辞退騒動”に発展している。

 大谷は、昨年11月に自ら出場の意向を表明すると、同12月に正式に発表。侍ジャパンの井端監督は、投手での登板を含めて起用法に関しては不透明であることを強調し、キャンプイン後の状態を見極めることとなっていた。2月中旬からはアリゾナ州グレンデールで行われるドジャースキャンプに参加予定で、大谷自身は「まだわからない」と言うにとどめていた。

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