◇別府大分毎日マラソン (1日、大分市高崎山うみたまご前スタート、別府市亀川漁港前折り返し、大分市ジェイリーススタジアムゴール=42・195キロ)

 エチオピアのゲタチョウ・マスレシャ(25)が2時間6分49秒で優勝。吉田祐也(28)=GMOインターネットグループ=が2時間6分59秒で日本人トップの2位。

青学大の「シン・山の神」黒田朝日(4年)が2時間7分3秒で日本人2位の3位に続いた。

 吉田、黒田朝に加え、日本人3位の福谷颯太(25)=黒崎播磨=、同4位の井上大仁(33)=三菱重工=、同5位の古賀淳紫(きよし、29)=安川電機=、同6位の溜池一太(中大4年)の6人が、日本人6位以内で2時間9分以内の条件をクリアしてMGC(28年ロス五輪マラソン日本代表選考会、27年秋開催予定)出場権を獲得した。

 今年の箱根駅伝2区で6位と力走した溜池は2時間7分59秒で走破し、2003年びわ湖毎日マラソンで藤原正和監督(44)がマークした2時間8分12秒の中大記録を23年ぶりに更新した。「初マラソンなので、どれくらいのタイムを出せるのか、分かりませんでした。藤原さんの中大記録は知りませんでした」と溜池は冷静に話した。

 溜池のタイムは日本人学生歴代5位の好記録。ただ、溜池は記録より順位を意識してレースを進めたという。「日本人6位以内でMGC出場権を取れたことは良かった。今回は、これで満足しています」と自己評価した。

 同じ大学4年生の黒田朝日と35キロ過ぎまで競り合ったが、35キロから40キロの5キロのラップタイムは15分23秒でしのいだ黒田朝日に対して15分55秒を要した。最終的に56秒差で敗れた。「今は(黒田朝日が)格上ということは受け入れています。

将来、並べられるようになりたい」と溜池は真摯(しんし)に話した。

 中大は、白川陽大(4年)も2時間8分48秒で日本人8位の全体10位と健闘した。今回の箱根駅伝では9区に登録されたが、当日変更でエースの吉居駿恭(4年)に代わり、出番なしとなったが、約1か月後のフルマラソンで日本人学生歴代10位の好記録を残し、学生ランナーとして有終の美を飾った。

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