阪神・藤川球児監督(45)が沖縄・宜野座キャンプ初日の1日、連覇を禁止ワードに掲げて若虎に奮起を促した。練習前の歓迎セレモニーで「選手たちと昨日、約束しました。

『連覇』という言葉は使いません。素晴らしい最後の1日を迎えようじゃないか、と今日からスタートします」とスピーチ。31日の全体ミーティングで選手らに伝えた訓示を口にし、客席から拍手を浴びた。

 岡田前監督もリーグ優勝&日本一の翌24年に「アレンパ」などの言葉を使って過度な意識を避けたが、青年監督はゼロからの再出発を強調。「強いつもりというのが一番うそっぽい。何も始まっていないわけですから」。昨年の歓喜の瞬間は一度忘れ、心機一転の思いを共有した。

 若手の台頭も不可欠。平均年齢25・5歳のメンバー構成としたが、「ここ(キャンプ)で体力を使わずに、1年間働きたいというのが何名かの選手に見て取れた」と苦言を呈した。高卒4年目の門別にはブルペンで右足の使い方などの助言を送り、「キャッチボールからやり直しですね」とハッパ。伝統球団がいまだなし得ていないセ・リーグ連覇へ、妥協の二文字もない。新たなチームを築いて、偉業に挑む。

(小松 真也)

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