【ミラノ(イタリア)1日=富張萌黄】スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)がマルペンサ空港に到着した。3大会連続4度目の五輪。

現状は1000メートル、1500メートル、団体追い抜きに出場が決まっている。補欠となっている500メートルについても「出る予定ではある」と出場の意向を明かした。リザーブ登録だが、出場の選択権は高木にあり、実際に出場となれば稲川が滑らないこととなる。過密なスケジュールに、コーチとの話し合いは必要としながらも、「気持ちとしては出る予定で準備している」と前向きに話した。

 1月31日まではドイツで合宿を実施。W杯最終戦(インツェル)では1000メートル、1500メートルでともに2位に入った。日本からではなく、海外からの五輪開催地入りには「新鮮な気持ち」と直近2大会とは違った心持ちで現地に入った。前回の22年北京大会ではコロナ禍だったが、今回は空港から歓迎ムードが漂い、「オリンピックってこんな感じだったな」と懐かしい記憶を呼び起こした。

 18年平昌では団体追い抜きで金、22年北京では1000メートルで金メダルを獲得。直前合宿を経て自信のスケーティングに対しての「センサーが上がっている」と状態上向きだ。世界記録を持つ1500メートルで悲願の頂点、夏冬五輪通じて女子では史上初の2ケタメダル獲得へ、「とうとうここまで来た。オリンピックは何があるかわからない。

臨機応変にストレスを溜めることなく、起こることを自分のプラスに変えていけるようにしていきたい。自分の過ごす時間を見定めながら、最初のレース(1000メートル)に向かっていきたい」と力強く意気込んだ。

 ◆高木の五輪メダル

 ▽18年平昌 1000メートル銅、1500メートル銀、団体追い抜き金

 ▽22年北京 500メートル銀、1000メートル金、1500メートル銀、団体追い抜き銀

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