3月のワールドベースボールクラシック(WBC)の優勝候補ながら、“保険問題”による主力選手の参加辞退が相次ぎ、大会撤退を検討しているプエルトリコ代表には、前向きなニュースとなりそうだ。現地紙「El Nuevo Dia」のカルロス・ロサ氏は1日(日本時間2日)、救援投手のジョバニ・モラン投手(Rソックス)と前回大会も選出されたルイス・キニョネス投手が登板の許可を受けたと報じた。

 両投手は当初、保険が確保されず、出場は断念の見込みであると現地報道されており、同紙は「野球連盟と主催者側のコミュニケーションが実を結んだ形だ」と、一連の騒動による影響であることを指摘した。

 同国は、主将を務める予定だったフランシスコ・リンドア内野手(メッツ)や、カルロス・コレア内野手(アストロズ)ら主力が保険問題を理由に相次いで出場を断念。他にも保険を確保できない選手が続出し、現地メディア「エル・ボセロ・デ・プエルトリコ紙」は、同国の野球連盟がWBCプレジデントのジム・スモール氏に回答と方針の変更を求める書簡を送付する予定で、早ければ現地時間2月3日にも決断が下されると報じていた。

 メジャー40人枠に入っているWBC参加選手は全員、MLBと選手会が合意した保険会社による審査を受ける。保険会社が選手の過去の負傷歴を理由に「保険適用不可」と判断した場合、その選手がWBCで負ったけがによって欠場した期間については、球団が特別に保証しない限り、契約は保証されない。23年大会では、カーショー(前ドジャース)とカブレラ(元タイガース)がいずれも保険適用不可と判断された。

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