巨人の春季キャンプは2日目。スポーツ報知評論家の高橋由伸氏が、初日の新人チェックに続き、ブルペンでドラフト3位・山城京平投手に注目した。

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 初日のドラフト2位・田和に続き、ドラフト3位・山城も素晴らしい球を投げていた。テイクバックはやや小さめで、腕が体の後ろに隠れ、打者はタイミングが取りづらいと思う。ゆったりしたフォームから左腕を少しだけ下げ、ムチのようにしなり、角度の付いた直球はベース板の上で加速していた。球に強さがあり、動くボールもあった。意識的に投げているのかは分からないが、ファウルでカウントを稼いだり、バットを押し込む姿が想像できる。

 ただ、まだ調整半ばとあり、ストライク率は低かった。左バッターの方に抜けるのが多く、それでも、ゾーンに入る球は見違えた。体の線は細いからフィジカル面での強化も加えていけば、かなり楽しみな存在になると感じた。

 1位の竹丸と同じ左腕で即戦力。いずれはライバルとなり、巨人投手陣を引っ張る存在になってほしい。まずは競争が激しい開幕ローテーション入りを目指し、私の目に狂いがなかったことを証明してほしいね。(高橋 由伸)

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