巨人の育成2位・林燦(はやし・きら)投手(22)=立正大=が2日、2軍スタートとなった宮崎キャンプで早速ブルペン入り。「今日はもう0点です」と辛口の自己評価だったが、広陵の先輩・小林誠司捕手(36)を相手に力強い球を投げ込んだ。

 視線の先には“大先輩”が座っていた。「一番受けてほしかったキャッチャー。プロで初めてのブルペンが誠司さんで、緊張はなかったけれど不思議な気持ち。本当に光栄でした」。最速152キロの直球に落差の大きいフォーク、カーブやチェンジアップを織り交ぜ46球。感覚を確かめながら、懸命に腕を振った。

 17年にGG賞を受賞し、19年のプレミア12では金メダルに貢献。菅野、山口俊と最優秀バッテリー賞を計3度獲得するなど、数々の一流投手の球を受けてきた小林は「球もまとまっているし、力的にもいいものを持っている。すごく楽しみだし期待している」と、後輩の投球を評した。

 突然のバッテリー結成で大きな収穫を得た右腕。ただ、最後の1球の精度に課題が残った。「『ラスト1球、(コースに)投げきれなかったら一流じゃない』と言ってもらった。

投げきれる体を作って、技術もこれから学んでいきたい」と、さらなる成長を誓った。(加藤 翔平)

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