スバル陸上競技部は2日、豪快なラストスパートを得意として「口町ロケット」の愛称を持つ口町亮(31)が今季限りで引退することを発表した。引退レースは、青梅マラソン(15日)の30キロとなる。

 口町は埼玉・川口市出身。2013年に市立川口高(現川口市立高)から東洋大に入学。3年時に出雲駅伝4区で学生3大駅伝デビューを果たし、いきなり区間賞を獲得した。3年時の全日本大学駅伝3区でも区間賞。優勝に貢献し、MVPを獲得した。箱根駅伝は3年時に6区4位。4年時に3区3位と好走した。

 179センチの長身とダイナミックなフォームが特徴で、人気ドラマにちなんで「口町ロケット」の愛称がつけられた。爆発力のある走りが持ち味で、青学大の原晋監督(58)も「口町ロケットの勢いはすごい」と恐れた個性派ランナーだ。

 17年に東洋大を卒業し、スバル入社。ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)でも活躍。22年のニューイヤー駅伝では最終7区3位でチーム史上最高の2位に貢献した。

スバル陸上部は「長年、駅伝で活躍してくれた口町選手。ラストレース(青梅マラソン)をぜひ現地で見届けてください」と呼びかけている。最後のロケットを青梅路で華々しく打ち上げる。

 ◆口町 亮(くちまち・りょう)1994年7月11日、埼玉・川口市生まれ。31歳。川口西中1年から陸上を始める。市立川口高(現川口市立高)3年時に全国高校総体5000メートル、3000メートル障害に出場(いずれも予選敗退)。2013年に東洋大入学。学生3大駅伝は4回出場。3年時に出雲駅伝4区区間賞、全日本大学駅伝3区区間賞(優勝に貢献し、MVP獲得)、箱根駅伝6区4位。4年時に箱根駅伝3区3位。17年に卒業し、スバル入社。

22年ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)では最終7区3位でチーム史上最高の2位に貢献。自己ベスト記録は5000メートル13分53秒51、1万メートル28分22秒89、ハーフマラソン1時間1分46秒、マラソン2時間12分54秒。179センチ、62キロ。

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