巨人に新加入したブライアン・マタ投手(26)=前レッドソックス傘下3Aウースター=が3日、宮崎キャンプ第1クール最終日に初めてブルペン入り。座った捕手に対して大きく動くツーシーム、スライダー、チェンジアップ、カーブを織り交ぜて計35球を投じ「まだ日本のボールに慣れている段階ではあるけど、最初のブルペンとしてはとても良かった。

手応えもあった。充実した一日」とうなずいた。持ち前の球威に加え、制球力の良さも見せつけ、見守っていたデータ班のスタッフからも「いいねぇ!」と思わず声が上がった。

 投球練習終了後はすぐに出入り口付近へ移動し、直立不動で約10分間、田中将大投手(37)らのブルペン投球を見つめた。田中将が米ヤンキースのエースとして活躍していた当時の姿を見ていたといい「田中将大投手はアメリカでもすごいピッチャーで、テレビでよく見ていた。その彼が隣で投げていたので、どういうフォームで、どう球を動かして投げているのかなと。勉強しようと思いました」と必死に吸収する姿勢がにじんだ。

 メジャー経験こそないが、マイナー通算150登板(101先発)で32勝、515イニングで553奪三振と高い奪三振率が魅力の大型右腕。1月27日に来日し「環境に一日でも早く慣れたい」と翌日から即、ジャイアンツ球場で汗を流すなど順応に努めている。

 昨季3Aでの42登板は全てリリーフだったが、先発経験は豊富。オフに参加したベネズエラ・ウィンターリーグでも9登板中7先発し4勝2敗、防御率1・57、34回1/3で34奪三振、与四球7と安定した投球を披露していた。

 ◆ブライアン・マタ(Bryan Mata)1999年5月3日、ベネズエラ生まれ。

26歳。17歳で米レッドソックスと契約。メジャー経験はなくマイナー通算150登板(101先発)32勝30敗、防御率3・67、515イニングで553奪三振。190センチ、101キロ。右投右打。背番号42。

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