【ミラノ(イタリア)3日=富張萌黄】6日開幕のミラノ・コルティナ五輪に向け、スピードスケート・ショートトラックの公式練習が本番会場で行われた。男子エースの宮田将吾(日本通運)は6周を滑り、ラップタイムを計測するなどして調整した。

メインリンクを滑るのはこの日が初めて。「いい感触で、レースが楽しみ」と開幕を心待ちにした。

 先月はオランダで直前合宿を行い、1月31日にミラノ入り。合宿ではリレーの面や瞬発力を磨き、トレーニングも行い、幅広い分野を強化してきた。1日に公式練習が開始されたが、宮田は休養。「計画的休養です。しっかり追い込んだので、しっかり休んだ」とリカバリーも万全。4年前に初出場した北京五輪は自己管理の甘さが課題となったが、しっかりと成長して大舞台に戻ってきた。

 今季はワールドツアー銀メダル獲得など成績を残し、今大会ではメダル候補に名前が挙がる。特に1500メートルの世界ランクは3位と、28年ぶり日本勢メダル獲得に期待がかかる。自身最初の種目は1000メートル。「いい流れを持っていきたい」と自らにも、日本チームにも弾みをつける結果を求める。

「自分らしい積極的なレースをしたい。オリンピックという特別な舞台を気にせず、冷静な判断力で日本を引っ張りたい」。日本のエースとしてたくましくなって挑む2度目の五輪。7大会ぶりのメダルを日本に持ち帰る。

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