3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパン出場選手30人の最後の1枠として最有力視されているレッドソックス・吉田正尚外野手(32)の出場許可が、所属するレッドソックスから出たと3日(日本時間4日)、現地メディアが報じた。

 ボストンの地元メディア「マスライブ」でレッドソックス番を務めるクリス・コティーロ記者は自身の「X」(旧ツイッター)で「吉田は出場する許可が出た。

あとは日本代表に選ばれるかどうかだ」と投稿した。吉田は24年シーズン終了後に右肩手術を受けており、保険の問題などがあったとみられる。

 侍ジャパンはすでに30人のうち、29人を発表。大谷は打者に専念することをドジャースのロバーツ監督が明かし、現時点で大谷を除く投手が14人、大谷を含む打者が15人となっている。WBCに出場する全20か国の出場登録メンバーは5日(同6日)に発表されることとなっている。

 吉田は昨季、右肩手術の影響で開幕に間に合わず、7月からメジャーの試合に復帰したが、55試合の出場に終わった。右肩に不安があったため出場は指名打者(DH)がメインで、スタメン出場して守備についたのは左翼が4度、右翼が1度だけだった。

 侍ジャパンではDHに大谷が入ることが濃厚。外野には鈴木(カブス)、周東(ソフトバンク)、近藤(日本ハム)、森下(阪神)が名を連ねており、牧原(ソフトバンク)、佐藤輝(阪神)、岡本(巨人)も場合によっては外野を守る可能性を井端監督が示唆している。

 吉田は、23年の第5回大会では大会途中から不振の村上(現ホワイトソックス)に代わって4番を任され、準決勝のメキシコ戦では、値千金の同点3ランを放つなど勝負強さを見せた。19年プレミア12、21年東京五輪も経験しており、国際経験も豊富。昨年12月にはWBCへの思いを「個人的には、日の丸を背負って戦うことは非常に光栄。

ベストパフォーマンスができる準備をしっかりしたい」と口にしていた。

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