阪神・藤川球児監督(45)が4日、沖縄・宜野座キャンプでシート打撃に登板した今朝丸裕喜投手(19)のほろ苦“デビュー”を「子どもから大人への成長段階」と評した。高卒2年目の右腕は打者5人に1被弾含む2安打2四球。

指揮官は「大丈夫ですよ。言葉と結果。物怖じしないといいますけど、大人に囲まれるとどうしても頑張るんでね」とほほ笑んだ。

 今春の宜野座キャンプは平均年齢25・5歳と若いメンバーでスタートし、今朝丸も抜てきした。昨年は2軍で先発調整を続けさせ、次のステップアップとして用意した春のステージ。指揮官にとって、若者らしい威勢のいい言葉を口にして張り切る姿は想定内だった。制球が乱れ、結果が伴わなかった若虎は「ストライクが入らなくて、高めに浮いた。打者が立つとちょっと力んでしまう」と悔しさをにじませた。

 焦らず一歩ずつ。ここから地に足をつけて歩んでいけるか。独り立ちできるようにコンディションを見極め、道筋を立てるのが首脳陣の役目だ。「故障につながりやすいですから。

(こちらは)しっかりと管理できますからね」と球児監督。すべての経験が血となり肉となる。有望株の成長をじっくり見守っていく。(小松 真也)

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