DeNAの相川亮二監督(49)が4日、沖縄・宜野湾キャンプで山崎康晃投手(33)を相手にブルペン捕手を務めた。

 昨季はプロ11年間で最少の17試合登板に終わった元セーブ王の復活を願う捕手出身の新監督が、1日限りの“女房役”を買って出た。

練習開始前に「ヤス、今日はオレが受けるから気合入れてこいよ」と通告すると、自前のミットに防具もつけた完全装備でブルペンに。

 山崎を指名したのは「期待しているからです」。1球ごとに「カモン!」「いいボールだ!」などと声をかけながらの40球。キャンプ初日に続き2度目のブルペンだった山崎も、気合の雄叫びをあげながら全力でひたすら直球のみを投げ続けた。

 終了後には改めて「勝ちパターンに入れるように調整しろ。良ければクローザーまであるんだから」と声をかけられた右腕は、「ボールに思いを乗せたり、パチンと捕ってくれたりすることで、僕自身も熱くなった。ピッチングで会話をしっかりできたかなって思います」と、充実した表情で汗をぬぐった。

 昨季22セーブの入江が先発に転向。新守護神争いは身長203センチのレイノルズ(前パドレス)とメジャー282試合登板のルイーズ(前レンジャーズ3A)の両外国人をはじめ、中川虎、伊勢ら若手も含めた大混戦。通算232セーブのヤスアキだって候補の一人。投手陣のまとめ役でもある元守護神が、完全復活で“元”の文字を吹き飛ばせば、チームも28年ぶりのリーグ制覇にグッと近づくはずだ。(星野 和明)

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