昨秋の社会人日本選手権で9年ぶり優勝を果たしたヤマハ野球部が5日、浜松市内の本社で新加入選手の入部会見を行った。昨夏、高校ナンバーワン左腕として注目された最速151キロの芹沢大地投手(17)=愛知・高蔵寺高=が出席。

「3年後にプロに行けたら一番。力をつけて将来はメジャーに行きたい」と、抱負を語った。

 期待の高卒ルーキーだ。芹沢は愛知・春日井市出身で、185センチの大型左腕。しなやかなフォームから最速151キロの速球を投げ込み、日米スカウトが熱視線を送る逸材だった。卒業後の進路が注目されていたが、「まだ、まっすぐが速いだけでちょっと有名になっただけ。プロを目指すために一番いい環境だと思った」と、ヤマハへの入社を決めた。

 申原直樹監督(46)は「志望届を出していたら間違いなくプロが指名していた」と、潜在能力の高さを認める。「宝物のような存在。いい選手に育てていきたい」と、目を細めた。身長に比べ、まだ75キロと線が細く当面は体力作りが中心で、フィールディングやけん制などマウンド周りのことを覚えながら、じっくり育てていく方針だ。

 今月2日に入寮して3日に本格合流したばかり。

「ストレートを中心に変化球でも勝負できるような投手が目標。早くチームの中心で活躍できる投手になりたい」。将来有望な大型サウスポーが、まずはヤマハのエースを目指す。

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