3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する全20チームの出場登録選手が5日(日本時間6日)、MLBネットワークの番組内で発表された。

 1次ラウンドで侍ジャパン最大のライバルとなるとみられる韓国。

先発は「剛」か「柔」かの2択になりそうだ。

 韓国メディアの間で日本戦の先発として最有力視されているのが、若き剛腕の文棟柱(ムン・ドンジュ)=ハンファ=。昨季に161キロをマークした右腕は、力で押し込む投球が持ち味。大谷らメジャー組にとって“初顔”であることも味方につけ、日本打線に挑んできそうだ。

 また韓国を代表する柳賢振(リュ・ヒョンジン)=ハンファ=は13年から10シーズンにわたってメジャーで活躍した、通算78勝48敗、防御率3・27の左腕。母国に復帰後も宝刀チェンジアップを武器に、38歳となっても存在感を発揮している。こちらは大会初戦のチェコ戦で先発することが有力視されている。

 さらに、日本の脅威となりそうなのが、母親が韓国人の右腕R・オブライエン(カージナルス)の合流だ。カージナルスでクローザーを務めており、韓国代表でも守護神候補。最速101マイル(約162・5キロ)の高速シンカーでねじ伏せる。前回大会で同代表に合流したエドマン(ドジャース)から「素晴らしい経験になる」と勧められ、出場を決意したとと伝えられている。メジャー組ではマイナーで本塁打王経験があるS・ウィットコム(アストロズ)も名を連ねる。

 ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)、ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)らメジャー組が主軸となるが、ブレーブスの金河成(キム・ハソン)と、今オフにパドレスと契約した宋成文(ソン・ソンムン)が負傷により不参加。李政厚、金慧成、文棟柱に、姜白虎(カン・ベクホ)を加えた4人は、近年のKBOを象徴する「四天王」的な存在として語られることが多い。

 主力に欠場者は出たものの、新世代の旗手たちと実力派メジャー組をそろえた。厚みを増した投手陣を軸に、東京ドームでの侍討ちを狙う。

 ◆出場チーム戦力評価

S 米国

A 日本、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコ

B 韓国、メキシコ、キューバ、オランダ、台湾

C イタリア、カナダ、コロンビア、オーストラリア

D イスラエル、パナマ、ニカラグア

E ブラジル、イギリス、チェコ

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