◆明治安田J1百年構想リーグ▽第1節 横浜FM―町田(6日・日産スタジアム)

 横浜FMが、復権を懸けた戦いに挑む。

 昨季はクラブ初の最下位、ワースト7連敗&11戦未勝利、2度の監督交代を経験し、残り2試合でようやくJ1残留を決める苦しいシーズンを過ごし、順位はクラブワーストの15位。

Jリーグ発足から一度も降格経験のない名門のクラブ史に、苦い記憶として刻まれたシーズンとなった。

 ただ、今季は昨季途中から指揮を執り、チームを束ねた大島監督のもとでアタッキングサッカーを展開して強さを誇った以前と似たような前線からのハイプレスが見られるかもしれない。FW宮市亮も「本当にプレスのところは、やっぱり昨シーズンとはやり方だったり、そういうところが新たな取り組みをキャンプでもしたので、そこがどう出るんだろうってのは個人的にも楽しみです。(前からいく?)イメージ的にはそうですね。良かった時のマリノスというか、本当にアグレッシブに行くんじゃないかな。プレスのかけ方みたいなところはもう一回整理されたかなと思います」と自信をのぞかせる。

 さらに昨季残留を勝ち取った要因の一つの「一体感」も、大島体制が継続されたことでより強固なものになっている。「昨シーズンやっぱり残留できたのは、一体感というところが、本当に最後の最後まで維持できたというところだと思うので、この一体感というところを、新シーズンでもみんなが同じ方向を向いていけるようにやっていくことが大事かなと思います」と宮市。苦しんだ経験を力に変えることが出来れば復権へ明るい兆しも見えてくるはず。

 そうした中、開幕で対戦するのは町田。昨季5位で天皇杯では優勝するなどJリーグの中でも強豪クラブに名乗りを上げているが、横浜FMは去年は1勝1分けでここ3戦は2勝1分けと相性は良い。勝利への鍵を握るポイントを聞かれた宮市は「キーポイントは、本当に立ち上がりの10分、15分を集中して、こっちの流れに持ってこれるかというところだと思っています。

本当に立ち上がりから、ここがホームだぞというところを見せつけていきたいなと思います」。ハーフシーズンの短期決戦。開幕戦勝利で弾みを付け、復権への道のりを切り開いていく。(後藤 亮太)

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