巨人の宮崎春季キャンプは第2クール2日目。1~3軍までの全選手が開幕1軍を目指し、奮闘しています。
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久保康生巡回投手コーチからこんな質問が飛んできた。「出店で焼鳥屋さんが並んでいたら、どのお店に入りたい?」。即答した。「美味しいと評判の店です」。「そうなるよね。ピッチャーも一緒。これだという自信ある球が一つあるだけで全然違うんだよ」。確かに、絶品のレバーさえあれば、その店に通うだろう。ビールに合う。最高だ。
今年は2軍に腰を据える久保コーチ。板東湧梧投手に指導するなど、67歳になっても元気いっぱいだ。昨年の今頃は田中将大投手とマンツーマンでフォーム改造に取り組み、いわゆる「魔改造」が日米通算200勝へと導いた。「今でもちょこちょこ情報は入っているよ」と愛弟子の動向を気にかけつつも、今キャンプは若手育成に切り替え、チームの底上げに尽力中だ。
さて、冒頭の焼鳥の話だが、指導法に関する取材の流れでそんな会話になった。2軍の代木大和投手は150キロ台の直球を投げる左腕だが「まだ制球面にばらつきがある」とし、山田龍聖投手には「変化球が一ついいのがあればなあ…」と課題を挙げた。では、どうアプローチするのか。「長所をとことん伸ばす。それを投球の絶対的な柱にすること。そこから枝を付けていけばいい」。代木なら、そのばらつく直球を細かに制球しようとするのではなく、アバウトさを売りにする。
1軍で先発ローテーションに入る投手には、必ず絶品の1球がある。山崎伊織投手でいえば、アウトローにピタッと決まる150キロの直球か。戸郷翔征投手には困ったらフォークがある。昨年ブレイクした田中瑛斗投手には分かっていても打たれないシュートがある。どの店に入っても満足できる豪華な繁華街だ。課題を追求するよりも、特徴をいかに伸ばしていくか。久保コーチの「魔改造」にはたくさんの引き出しがあった。(報知プロ野球チャンネル・水井 基博)










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