J1柏は6日、柏市内で百年構想リーグの開幕節・川崎戦(8日・U等々力)へ向けた調整を非公開で行った。GK小島亨介(29)が練習後に取材に応じ、百年構想リーグで採用されるPK戦での心構えなどについて語った。

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 百年構想リーグの地域リーグラウンドは90分で勝敗が決しない場合はPK戦を実施。90分で決着がついた場合の勝ち点は従来通り勝ちが3、負けが0だが、90分同点の場合はPK勝ちが2、負けが1になる変則ルールが採用され、PK戦をものに出来るかが今回の特別大会の鍵になる。小島も「PK戦は好き。PKは絶対どちらかの(チームの)キーパーがヒーローになることは間違いない。より注目される半年間になるのかなと思います」と、GKが果たす役割の大きさを指摘する。

 PK戦に備え、各チームとも練習量は増えており、柏も例外ではない。柏の守護神は「少なからず運もあります」としつつも、練習と対策次第で確率を上げられるとも話す。「キーパーとしては甘いコースは逃したくない。そこを100%で止められる準備と心構えは持っておきたい」と言葉に力を込める。

 どのようにセーブの確率を上げるか。小島は「量をやっているだけでは確率は上がらない。色々を分析をする。

あとは、人間の動きの特徴として逆らえない動きがある。運動学的に。100%右か左かは分からないが、確率論の話で、確率は少しでも上げていきたい」と話す。キッカーの目線、キックへの入り方、傾向―。様々な対策をした上で「大事にしたいことは、そこで迷いを生まないこと。色々なことを注意して見るが、迷わずに最後は決断して反応する。そこをぶらさない軸として持っておきたい」と心構えを説いた。

 止めるだけでなく、キッカーへの意欲も見せる。名古屋のアカデミー時代には、公式戦でPKを蹴った経験もあるという。ゴールキックとPK戦のキックは別と指摘しつつも「キーパーの選手はキックに結構自信があると思う。パンチもあるし、蹴っている量も普段から多い」と分析。「蹴られるチャンスがあるなら準備はしたい」と、自らがペナルティーマークへ立つ姿もイメージした。

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