◆明治安田J1百年構想リーグ▽第1節 長崎1―3広島(6日・ピーススタジアム)

 バルトシュ・ガウル新監督(38)を迎えた広島は、開幕戦で8年ぶりにJ1で戦う長崎に3―1と勝利し、好スタートを切った。湘南から新加入したFW鈴木章斗(22)が移籍後初ゴールを挙げるなど、新戦力も躍動し「ボールを持っている時もいないときも、攻撃的に、魅力的なサッカーをしたい」と語っていた新指揮官に初勝利を贈った。

 前半35分にMF中野のゴールで先制すると、後半5分には日本代表GK大迫のロングキックを起点に、FW鈴木が右足でゴール右に突き刺してリードを広げた。さらに圧巻は後半9分。長崎のエース、昨季のJ2得点王のMFマテウス・ジェズスを中盤でのハードな守備で潰すと、カウンターからMF川辺が追加点。後半36分にはそのジェズスに1点を返されたが、攻守に実力者をそろえた力を見せつけた。

 またこの試合は長崎、広島がともに被爆地という共通点から「ピースマッチ」として行われた。試合前には広島が「86」、長崎が「89」と、原爆が投下された日を記した特別ユニホームを着用。つらい歴史を持つ両都市をホームタウンとする両クラブが、試合をきっかけに改めて平和の重要性を訴える機会となった。

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