日本代表の森保一監督(57)が6日、J1百年構想リーグ開幕戦の長崎―広島戦(長崎・ピーススタジアム)を視察した。

 広島は立ち上がりこそ8年ぶりのJ1で勢い付く長崎に押される時間帯もあったが、要所で高い技術と強度を発揮し、3―1で勝利。

森保監督は「全体的に見るとJ1での経験の差が出たかなと。サンフレッチェの方がこれまでの経験を生かして、全体的なインテンシティー(プレーの激しさ)、判断スピード、プレースピードで上回って、試合を優位に進めていた」と振り返った。

 広島の3点目、中盤で広島MF川辺駿が激しいチャージで長崎MFマテウス・ジェズスからボールを奪い、そのままゴール前に走り込んで得点した場面について、森保監督は「レフェリーのファインプレーかなと思います」と称賛。「ややもするとファウルを取ってしまうところかと思いますけど、今日の攻守の攻防においては、レフェリーが勇気を持って判断をしていたので、局面での攻防の強度を高め、選手たちの基準、レベルが上がっていくところをうまく引き出していたかなと思います」と御厨貴文主審の判断に、拍手を送った。

 また森保監督は、自身の出身地・長崎と、古巣・広島が対戦してピースマッチと銘打たれた試合についても言及。「二つしかない戦争被爆地のチームが対戦することで、サッカーを通じて平和を発信できればと思っています。Jリーグでプレーできたり、観戦ができたり、自分の好きなことを楽しみにできるということを、またかみしめる場でもあるかなということで見ていました」と話した。

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