宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026(報知新聞社など主催)は8日、沖縄・宮古島市陸上競技場発着の6区間82キロで行われる。大会前日の7日、代表者会議が行われ、その後は各校のオーダーが発表された。

 宮古島大学駅伝には第102回箱根駅伝優勝の青学大、同2位の国学院大、同3位の順大など14校(オープン参加の連合チーム含む)が出場。1区10・8キロ、2区12・2キロ、3区20・1キロ、4区10・0キロ、5区10・3キロ、6区18・6キロの6区間82キロで行われる。最長の3区がエース区間で、2番目に長い最終6区もレースの鍵を握る。

 青学大は1区に昨年11月の全日本大学駅伝1区12位の榲山一颯(すぎやま・いぶき、1年)、2区に箱根駅伝6区3位と好走して優勝メンバーに名を連ねた石川浩輝(1年)、3区に「シン・山の神」黒田朝日(4年)の弟の黒田然(2年)を起用。20・1キロのエース区間を任された黒田然は、体調不良の神邑亮佑(1年)に代わって急きょ宮古島入り。1日に神奈川ハーフマラソンで1時間2分22秒の自己ベストをマークしており、連戦でタフさが求められる。原晋監督(58)は「黒田然は疲労が残っているだろうが、その中で、速さより強さを見せてほしい。兄貴(朝日)のように現状の持てる力をすべて発揮できる選手になってほしい」と期待を込めて話した。

 国学院大は6人中4人が箱根駅伝経験者。エース区間の3区は同9区3位と好走した野田顕臣(1年)が走る。最終6区は前回の箱根駅伝10区3位の吉田蔵之介(3年)に託された。前田監督は「野田はこれからの国学院大の核となる選手。

吉田は(順番を決める)アンカーとしての走りを期待しています」と主力級の選手投入の意図を説明した。

 今回の箱根駅伝14位で、21年ぶりにシード権を逃した東洋大は、1区に箱根駅伝1区3位の松井海斗(2年)、2区に同3区10位の迎暖人(むかえ・はると、2年)、3区に新主将の薄根大河(4年)を投入。酒井俊幸監督(49)は「駅伝経験のある選手を序盤に置いて流れに乗りたい」と戦略の一端を明かした。

 出場各校は、箱根駅伝経験者を含む多くの有力ランナーを多く起用。レベルの高い争いが期待される。

 昨年大会は、最終6区で国学院大が順大を逆転し、4時間8分38秒で大会連覇。2位に順大、3位に青学大が続いた。上位3校は、そのまま今年1月の第102回箱根駅伝で3位以内を占めた。「宮古島から箱根へ」は大学駅伝界で新しい格言になりつつある。

 沖縄県の競技レベル向上のため、北山高、那覇西高、エナジックスポーツ高、宮古島高校生・中学生連合の4チームが6区(18・6キロ)を分割して参加する。第5中継所で、3位前後のチームのタスキリレーと同時にスタート。北山高、那覇西高、エナジックスポーツ高は6区を4分割、宮古島高校生・中学生連合は6区を5分割してタスキをつなぐ。

箱根駅伝ランナーのスピードを体感することは、沖縄の中高生にとって貴重な経験となる。

 大会名の「ワイドー・ズミ」は宮古島の方言で、ワイドーは「頑張れ、ファイト!」、ズミは「素晴らしい、最高!」の意味。宮古島で「頑張る」学生ランナーの「最高」の走りが期待される。

 レースは8日午前9時スタートで午後1時頃にゴール予定。熱戦の模様は、同日午前8時~午後2時までスポーツブルでライブ配信される。また、ケーブルテレビのイッツコムチャンネル、宮古テレビ、沖縄ケーブルテレビで生放送される。15日午後2時からはTBS系列(関東ローカル)で「宮古島大学駅伝 2026~絶景を駈ける!大学駅伝開幕戦~」として地上波でダイジェスト録画放送される。

 宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026の出場校は以下の通り。

 青学大(第102回箱根駅伝優勝)

 国学院大(同2位)

 順大(同3位)

 中大(同5位)

 帝京大(同9位)

 中央学院大(同11位)

 東海大(同12位)

 神奈川大(同13位)

 東洋大(同14位)

 日体大(同15位)

 東京国際大(同16位)

 山梨学院大(同17位)

 ※早大(同4位)と立大(同20位)は3人ずつ出場の連合チームとしてオープン参加。

 今大会では「宮古島の皆さんと共に開催する駅伝大会」を目指し、チャリティー協賛を広く呼びかけている。協賛金額は1万円から10万円。協賛金の用途は大会運営、および地元スポーツ育成の活動資金。

協賛メリットとして大会公式HPにてチャリティー協賛者として名前・法人名を掲載。申し込み手順など詳細は、大会ホームページに記載されている。

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