◇宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026  (8日、沖縄・宮古島市陸上競技場発着=6区間82キロ=報知新聞社など主催)

 第102回箱根駅伝優勝の青学大、同2位の国学院大、同3位の順大など14校(オープン参加の連合チーム含む)が出場し、午前9時にスタートした。

 1区10・8キロ、2区12・2キロ、3区20・1キロ、4区10・0キロ、5区10・3キロ、6区18・6キロの6区間82キロで行われる。

最長の3区がエース区間で、2番目に長い最終6区もレースの鍵を握る。

 1区は東洋大の松井海斗(2年)が区間賞を獲得。2位に順大の小林侑世(3年)、3位に青学大の榲山一颯(すぎやま・いぶき、1年)が続いた。

 2区で順大の松尾和真(2年)が残り約3キロで東洋大の迎暖人(むかえ・はると、2年)に追いつき、デッドヒートに。中継所手前で順大が首位を奪い、秒差なしの2位に東洋大が続いた。21秒差の3位に青学大、28秒差の国学院大が続いた。

 エース区間の3区で順大の今井悠貴(2年)が東洋大の薄根大河(3年)を約5キロで引き離し、首位をキープした。「僕の持ち味は勝負強さと思っています。26年度、順天堂大学は箱根駅伝総合優勝をチーム目標に掲げています。そのために僕は1区か10区を走ってチームに貢献したいと思っています」と今井は力強く話した。

 青学大の黒田然が東洋大の薄根を逆転し、22秒差の2位に続いた。「一度は順大との差を詰めましたけど、終盤に引き離されてしまいました。

それほど悪くはありませんけど、もう1段階、2段階、力をつけなければいけません」と黒田然は冷静に話した。

 首位と26秒差の3位に東洋大。1分15秒差の4位に国学院大の野田顕臣(1年)が続いた。

 首位と28秒差の4位でスタートした野田は逆転も期待されたが、箱根駅伝9区3位のような快走はできなかった。「優勝のためには僕が差を詰めなければいけないところ、引き離されてしまいました。国学院大の主力という自覚を持ちつつ、まだまだ、力不足であることを意識して、もっと頑張ります」と神妙に話した。

 昨年大会は、最終6区で国学院大が順大を逆転し、4時間8分38秒で大会連覇。2位に順大、3位に青学大が続いた。上位3校は、そのまま今年1月の第102回箱根駅伝で3位以内を占めた。「宮古島から箱根へ」は大学駅伝界で新しい格言になりつつある。

 沖縄県の競技レベル向上のため、北山高、那覇西高、エナジックスポーツ高、宮古島高校生・中学生連合の4チームが6区(18・6キロ)を分割して参加する。第5中継所で、3位前後のチームのタスキリレーと同時にスタート。

北山高、那覇西高、エナジックスポーツ高は6区を4分割、宮古島高校生・中学生連合は6区を5分割してタスキをつなぐ。箱根駅伝ランナーのスピードを体感することは、沖縄の中高生にとって貴重な経験となる。

 大会名の「ワイドー・ズミ」は宮古島の方言で、ワイドーは「頑張れ、ファイト!」、ズミは「素晴らしい、最高!」の意味。宮古島で「頑張る」学生ランナーの「最高」の走りを地元の人々が応援した。

 熱戦の模様は、午後2時までスポーツブルでライブ配信。また、ケーブルテレビのイッツコムチャンネル、宮古テレビ、沖縄ケーブルテレビで生放送。さらに、2月15日午後2時からTBS系列(関東ローカル)で「宮古島大学駅伝 2026~絶景を駈ける!大学駅伝開幕戦~」として地上波でダイジェスト録画放送される。

 宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026の出場校は以下の通り。

 青学大(第102回箱根駅伝優勝)

 国学院大(同2位)

 順大(同3位)

 中大(同5位)

 帝京大(同9位)

 中央学院大(同11位)

 東海大(同12位)

 神奈川大(同13位)

 東洋大(同14位)

 日体大(同15位)

 東京国際大(同16位)

 山梨学院大(同17位)

 ※早大(同4位)と立大(同20位)は3人ずつ出場の大学連合1としてオープン参加。帝京大と日体大の補欠選手で編成される大学連合2は5区まで出場する。 

 今大会では「宮古島の皆さんと共に開催する駅伝大会」を目指し、チャリティー協賛を広く呼びかけている。協賛金額は1万円から10万円。

協賛金の用途は大会運営、および地元スポーツ育成の活動資金。協賛メリットとして大会公式HPにてチャリティー協賛者として名前・法人名を掲載。申し込み手順など詳細は、大会ホームページに記載されている。

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