DeNA・山崎康晃投手が8日、ブルペンで投球動作の測定を行い、フォームをチェックした。

 後ろから、横から。

9台のカメラと分析スタッフに囲まれて、山崎が一心不乱にボールを投げ込んだ。その場で映像を3Dに変換してソフトで分析。チェックしたのは踏み出す左足の位置だった。三塁側に左足を踏み出すインステップが右腕の特長だが、その方向を「靴の横幅の半分くらい」一塁側へ。最速150キロ超もブルペンでは出力を抑えるが、138キロから4キロ増したという。加えてホップ成分もよくなったといい「4キロくらい伸びて僕自身もちょっとビックリしています」と驚きを隠そうともしなかった。今キャンプ初の取り組みで38球を投げ込み「改良というか、年々体が変わっていく中でベストの方法を探った感じ。プロの解析の人たちに力を借りてパフォーマンスをもっとよくしていきたい」。ピッチングの後も分析スタッフ、コーチらと30分近く意見を交換した。

 通算232セーブの守護神も一昨年は4セーブ、昨年は1セーブに終わった。「1回、組み替える作業も必要というフェーズに入ってきている」とフォームの見直しに着手。相川監督も「新しい彼を作るためにはいい挑戦」と背中を押す。

キャンプ後半でも再度、動作解析を行う予定だ。「人体実験じゃないですけど今、自分に必要なのかなと思ってチャレンジしました」と山崎。通算250セーブまであと18。守護神奪回へ、あくなき挑戦は続く。(秋本 正己)

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