◆練習試合 日本ハム8―4阪神(8日・名護)

 日本ハムのドラフト2位・エドポロケイン外野手(22)=大院大=が8日、初の対外試合で新庄監督に「完璧。大したもん」と、言わしめる衝撃デビューを飾った。

阪神との練習試合(名護)に「4番・中堅」で出場すると、初回の第1打席で遊撃への内野安打、4回の第2打席には中堅フェンス直撃の二塁打を放つなど2安打1打点で首脳陣をうならせた。

 キャンプは2軍スタートも、1軍戦に“お試し参加”。ベンチ入りは前日に伝えられていたが、「驚がくですね」と、まさかの4番抜てき。第2打席では、門別の143キロ直球を完璧に捉え、「甘く入ってくる球を1球で打てたのはよかった」と、大学リーグ通算11本塁打の長打力を発揮した。指揮官も「バットの角度がいいですね」と独特の見方で褒めた。

 打撃以上に指揮官の目に留まったのは想像以上の脚力だった。第1打席の内野安打を受け、試合後の会見ではチームの20メートル走のタイムが記載された資料を報道陣に公開。五十幡、水野、矢沢に次ぐ2・90秒をマークしていたことを明かし、「びっくりした。あの身長とあの体重で矢沢くんと一緒よ。どういうこと?(笑)」と、身長190センチ、体重101キロの身体能力に目を丸くした。

 指揮官は、「(1軍の名護に)持ってきたいかもね。人生一日、二日で変わりますから」と、緊急昇格も示唆。

ロマンあふれるルーキーが鮮烈なプロ一歩を踏み出した。(川上 晴輝)

 ◆エドポロケイン 2003年7月2日、大阪市生まれ。22歳。北巽小2年からナガセボーイズで野球を始め、巽中では南大阪ベースボールクラブ所属。日本航空(山梨)では2年秋からレギュラーとなり、3年夏の甲子園出場。高校通算24本塁打。大院大では1年春からリーグ戦出場。父はナイジェリア人。母は韓国人。兄は総合格闘家のエドポロキング。190センチ、101キロ。右投右打。

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