◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(8日・リビーニョ・スノーパーク)

 【リビーニョ(イタリア)8日=宮下京香】スノーボード女子ビッグエア(BA)予選で3大会連続出場の岩渕麗楽(バートン)は7位で決勝に進んだ。決勝へ「自分ができる技を出し切りたい」と意気込んだ。

 6人の審判が100点満点で採点し、最高と最低を除いた平均点で競うビッグエア。予選は3本行い、2本の合計得点上位12人が決勝に進んだ。

 4歳でスノーボードを始め、中1でプロに転向。24歳になった今年は競技を始めて20年の節目だった。「ミラノの年は私がスノーボードを始めて20年目。そこで金メダルを取りたい思いは過去に2大会に比べてより強い」と覚悟を口にしてきた。

 前回北京五輪では、4位で臨んだ決勝3回目。逆転表彰台を狙って斜め軸で後方に3回転宙返りする超大技「トリプルアンダーフリップ」に挑んだ。成功すれば、当時世界初だったが、着地であと一歩及ばず4位。それでも仲間が岩渕のもとに集まり、健闘をたたえた。観戦した国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長(当時)も「オリンピックの精神がそこで体現されていた」と絶賛。「トリプルをやったことを褒めてくれた。

そういうライダーが周りにいてくれて、すごいうれしい」と日本列島を感動の渦に包み、異彩を放った。

 3大会目の大舞台で、まずは決勝への切符を手に入れた。悲願のメダル獲得へ、強い思いで臨む。

 ◇岩渕 麗楽(いわぶち・れいら) 

 ▽生まれとサイズ 2001年12月14日、岩手・一関市生まれ。24歳。身長149センチ。 

 ▽競技歴と学歴 4歳で始め、中学1年でプロ転向。15歳だった17~18年季からW杯に参戦し、17年12月にBAで初優勝。スロープスタイル(SS)と合わせ、通算9勝。世界選手権は4度出場で、25年BA銀、SS銅。五輪は18年平昌BA4位、SS14位、22年北京BA4位、SS5位。23年冬季XゲームBA初制覇。

岩手・一関学院高―法大。 

 ▽麗楽の名の由来 「覚えやすく、世界で通用するように」 

 ▽趣味 読書「推理小説が好き」で東野圭吾氏の「白夜行」がお気に入り。 

 ▽家族 両親と妹。 

 

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