◆イングランド・プレミアリーグ第25節 ブライトン0-1クリスタルパレス(8日、ブライトン・ファルマースタジアム)

 日本代表MF三笘薫(28)が所属するブライトンは、ホームで日本代表MF鎌田大地(29)のクリスタルパレスと対戦。三笘はこの試合も定位置の1.5列目左サイドで先発してフル出場。

昨年12月14日のマンチェスターC戦で太もも裏を負傷した鎌田も約2か月ぶりにベンチ入り。1点リードした後半32分から途中出場した。

 後半16分、ゲサンのスルーパスを受けたサールが最終ラインの裏に抜け出し、GKとの1対1に持ち込んでクリスタルパレスが先制。敵地で守備をしっかり固めてから、相手の一瞬の隙を突くカウンターを繰り出した。

 鎌田が復活したのは先制点の16分後。後半32分から守備的MFとしてしっかりプレーした。6分間のアディショナルタイムを含めた19分間を戦い抜き、虎の子の1点を守って”M23ダービー”と呼ばれる厳しい敵地での一戦で1-0勝利に貢献した。

 ただ、鎌田はまだ万全の状態ではなかったという。

 「プレーする時間制限もあった。また(けがの)再発に注意する必要もありました。けれどもチームも勝っている状態だったので、勝ち切れるようにとやりました」

 練習のビデオを見たチームドクターからも「まだ完全ではない」と言われていたという。しかも太もも裏の故障は再発しやすい。

その一方で、故障してから3週間で走れるようになり、心肺機能、コンディションについては心配はなかった。それにチーム事情がこれ以上、鎌田の不在を許さなかった。

 「僕がいた時は5位くらいにいたはず。そこからこんなに崩れるっていう風には思ってないかった。クリスタルパレスにとってはすごく難しい時期だったと思うし、自分自身にとっても、試合に出たい気持ちと、怪我の状態があり、(出られない時間が)すごい長く感じました」

 このブライトン戦勝利は12月7日のフラム戦以来、10試合ぶり。この間、13位まで落ちた。29歳の日本代表MFが戻ってきたのは大きい。

 一方、三笘は前半31分に左サイドをドリブルで鋭く突破し、相手にとっては危険極まりない低空の強いクロスを供給。敗戦しながら、存在感は示した。

 

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