【バルディフィエメ(イタリア)8日=松末守司】ノルディックスキー・ジャンプ男子の10日の個人ノーマルヒルに向けた公式練習が行われ、初五輪代表の二階堂蓮(日本ビール)が、順調さをアピールした。

 1回目は97メートルと伸ばしきれなかったが、2回目はしっかりと修正して102・5メートルの大ジャンプを披露し、初戦前最後の練習を終えた。

「意識したのはアプローチの滑りですね。後は飛び出したあとのスキーの開き方です。飛び出し前にお尻が下がってから動いてしまうところを、下げずにそのままいけるように意識してやりました」と話した。

 初の五輪を満喫している。6日、プレダッツォで行われた閉会式に出席。日の丸を広げて先頭を歩き、ニット帽に2本のイタリア国旗を刺して堂々と行進した。「旗もおまえがやれよと言われて。はっちゃけないといけないという自分がいたんで。周りみると国ごとに入場の仕方を考えていて、なんも考えてないのに大丈夫かなと思って、何もはじけられなかった」と悔しそう? に話した。

 いよいよ夢舞台に立つ。今季はW杯で初の表彰台、そして、初勝利と一気にブレイク。W杯個人総合もエースの小林陵侑(チームROY)に続く、3位と勢いは本物。

五輪開幕直前のW杯ビリンゲン大会(ドイツ)で2戦連続で表彰台に立ち、調子もうなぎ登り。五輪のメダルへ、心身ともに態勢は整った。

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