昨年10月に阪神から戦力外通告を受けた森木大智投手(22)が、米大リーグのパドレスに入る可能性が9日、浮上した。同球団からマイナー契約のオファーを受け、すでに合意しているという情報もある。

「まだまだ若いので、続けたい」と現役続行の意思を強く示していた2021年ドラフト1位右腕。諦めず、自分の力を信じて新たなチャレンジの扉を開けようとしている。

 昨年11月にマツダで開催されたトライアウトに参加した後、森木は並々ならぬ決意で海を渡った。MLB関係者が出入りする野球施設で投球練習を行い、一筋の光を見つけるために連日アピール。元同僚で今季からDeNAに所属するデュプランティエを訪ね、助言を求めることもあった。チャンスをうかがい、生きる場所を探し続けた。

 高知中時代に軟式野球史上最速とされる150キロを計測し、スーパー中学生と騒がれた逸材。プロ入り後は1年目の22年に2試合登板しただけで、通算0勝2敗の防御率6・23と暗いトンネルに迷い込んだまま抜け出せなかった。しかし、潜在能力の高さは誰もが認めるところ。技術的に何かきっかけをつかめば大変身する可能性を秘めており、米球界関係者も評価しているという。一度きりの人生。後悔なき道をいく。

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